不可能から始まった私たち
 

 
 
 

ある会社で、敷地内の土壌汚染に悩む方がいました。その方は「自分たちの生産活動によって汚染された土壌を、自らの責任で浄化したい」と強く望んでいました。しかし、一般的な浄化手法である掘削除去(土の入れ替え)は、莫大な費用がかかり、市街地で行うには環境リスクが大きいという課題がありました。そこで、当時注目され始めていたバイオレメディエーション(微生物による分解)に目を向けました。

しかし、浄化対象は難分解性物質で、汚染範囲は1万立方メートルにも及ぶ広大なものでした。誰もが「それは不可能だ」と言い、首を横に振る状況でした。そんな中、「浄化できます」と言い切ったのが、アース・ソリューションの創業者でした。

前例のないこの浄化プロジェクトに対して、周囲の不安や不信感は非常に大きく、それを払拭するのは容易ではありませんでした。複数の試験施工を行い、データに基づいたシミュレーションとコミュニケーションを積み重ねることでようやく理解を得ることができ、現地での浄化が始まりました。

そして、二人の出会いから10年後、世界初の浄化プロジェクトは無事に完了し、浄化費用は掘削除去の1/10にまで抑えることができました。
 
アース・ソリューションは、このプロジェクトを完遂するために誕生した会社です。プロジェクトは成功を収めましたが、そこで得た知見や経験を活かし、これからもより良い未来を創造していきます。それこそが、当時私たちを信頼してくださったパートナーへの何よりの恩返しになると信じて。
 
もし、土壌・地下水汚染や埋設廃棄物などでお悩みのことがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。私たちの技術と経験で、貴社の問題解決に向けた最適なソリューションをご提案いたします。